今日は木の種類や、強度について話したいと思います
広葉樹:針葉樹
一般的に葉の形が幅広いものを、広葉樹と呼びます
(サクラ、ケヤキ、クリ、ナラ、等)
一方針葉樹はとがった葉の形状をしています
(スギ、ヒノキ、マツ、ナラ、等)
針葉樹は広葉樹に比べ形状もまっすぐで曲がりが少なく
比較的軽量で加工がしやすいため、骨組みや造作材として多用されます
広葉樹は針葉樹に比べ比重が重く、硬質なため堅木とも呼ばれます
床柱などの構造材としても使用されますが、床板や家具などに多用されます
木の強度ですが
木材の強さは、含水率により左右され気乾状態(含水率13%前後)を標準にし
それ以上水分が多いと弱く、少ないと強くなります
木材の繊維方向に対する強さは、曲げ>圧縮>引っ張り>せん断の順です
曲げは、梁のように両側に支点がある部材に対し中央にかかる力を言い
圧縮は柱にかかる荷重のように上からの力を言い
引っ張りは木材の両端を両側に引っ張る力で、一部の筋交いが相当します
木の材種によって異なるため適材、適所の使い分けが重要なんです。